『エンド・オブ・ホワイトハウス』の感想・レビュー
今回はアクション映画のレビューでございますね!
実はアクション映画は手に汗握る展開が多くて疲れちゃうのでそんなに進んで観ることはないんですよね(笑)
この映画は超要約すると、
アメリカのホワイトハウスが色々あって北朝鮮に乗っ取られてピンチ!……ってなった時に主人公が信じられないほど強くて1人でホワイトハウスを奪還してハッピーエンド☆
ってお話ですね(雑)
主人公ははっきり言ってチート級の強さです。映画観てる間も
主人公強すぎる……(;´Д`A
ってなってました(笑)
個人的にですが、超強い主人公が敵を次々なぎ倒して国とか世界とかを救う!っていうアメリカの典型的なヒーロー像(別にアメリカに限らないか…?)を忠実に再現している気がしました。
個人的にはもう少し弱みとか協力イベントとかがあってもいいのになーと思ったのですが……。
真ん中が無双主人公
総評
★★★★★★★☆☆☆
・演出がなんかリアルそうで良かった
・ストーリーも良かったけどやっぱり主人公強すぎ
ストーリー
★★★★★★☆☆☆☆
・ホワイトハウスが北朝鮮に占領されるっていうのが絶望感あって良かった(多分ありえないけど)
・主人公が自分の立ち位置に苦悩している時に事件が起きて、最終的に事件とともに解決してハッピーエンドっていう流れが良かった
・また序盤で出てくる、主人公が大統領から距離を置かれるようになる流れの設定が良かった
・だがやはり主人公が無双すぎる
演出・演技
★★★★★★★★★☆
・度々訪れるハラハラするバトルシーン好きな人には堪らないかも
・おばさんが知っている核爆弾の発射コードを敵に教えてしまうシーンのくだりが好きだった
・敵(と主人公)の無慈悲な感じが出てて良かった
主人公の戦闘力
★★★★★★★★★★
・無敵
・自分以外が全滅させられている中、1人で敵を次々なぎ倒していく てかアメリカ愛強すぎでは…
・あんなのがいるとかやっぱアメリカは恐ろしい……((((;゜Д゜))))
120分
2013年公開
○ストーリー
アメリカのホワイトハウスが北朝鮮の兵に襲撃されて核ミサイルを発射されかける話。
数年前に大統領が事故で大統領の妻を失った際、大統領を補佐していたSPが主人公。
その事件以降大統領からなんとなく距離を置かれ、違う役に異動させられた主人公は、上司に大統領の自分への扱いの不満を打ち明けていた。
その時、アメリカと韓国の首脳達がホワイトハウスで会談をしていた。しかし、韓国の首脳達の中に北朝鮮の兵と幹部が紛れ込んでおり、隙を突かれてホワイトハウスが北朝鮮軍によって占拠されてしまう。その後続々と北朝鮮軍が参戦し、ホワイトハウスにいる護衛は主人公を除く全員が殺害され、もはやホワイトハウスは北朝鮮によって完全に支配されたかのように思われた。
しかし今度は主人公が北朝鮮軍を次々とボコボコにしていき、逆に一人でホワイトハウスにいる北朝鮮軍をほぼ全滅させる。
その頃、大統領と他の偉い人たちはホワイトハウス内のシェルターにいたが、シェルター内で北朝鮮の幹部のような人達によって拘束されており、核ミサイルの起動コードを聞き出されていた。
コードは大統領を含めたアメリカの偉い3人がそれぞれ1つずつ知っているもので、3つすべてのコードが入力される事で初めて核ミサイルの発射が可能になる。
初めは教えるのを拒否していたアメリカの首脳達だったが、色々されて結局コードを知られてしまい、核ミサイルが起動して発射されようとしたところでようやく主人公がシェルターまで到達する。
主人公は核ミサイルの発射を阻止し、大統領達を救えるのか……? って感じです。
○感想
とにかく主人公がチート級に強く、ありえないだろというくらいに無双してました。
また大統領の息子もホワイトハウスにいて、人質にするために北朝鮮軍に命を狙われていたんですが、アメリカの映画では少年少女は死なないという暗黙の了解があるので、安心して観ることができました(笑)
結局無双主人公の活躍で息子は途中でホワイトハウスの外に出ることができました。良かったです。
あと、韓国の大統領は占拠された直後にホワイトハウスの外にいる人々への見せしめとして割とあっさり殺害されてしまってました。可愛そすぎる……(-_-;)
また、今作の重要なポイントとして、北朝鮮軍はやたらと強い上に、無慈悲に敵を殺戮していたんですが、主人公もそれに負けないくらい無慈悲で、基本的には容赦なく様々な手段で敵を殺害しています。
敵の情報を聞き出すために敵の北朝鮮軍の兵士を捕まえて拷問し、情報を聞き出した上でナイフでぶっころしたり、裏切って北朝鮮側についた元仲間をボコボコにし、敵を撹乱させるためにそいつに、シェルターにいる北朝鮮の幹部に「自分が主人公を殺害した」という嘘の報告をさせた直後にナイフで背中を刺してぶっころしていました。
情のかけらもない(´;ω;`)
まあこれほど無慈悲になるのですから、主人公の愛国心は人一倍強いようですが、なかなかの過激さですよね……(震え)
また核ミサイルの起動コードを知っている3人のうちの女の人もかなり心が強く、暴行されながらもアメリカに忠誠を誓った上で武器を持っている北朝鮮軍をバカにしてまでいました。
凄まじい精神力ですよね。
どうやったらそんなに強い愛国心を培えるんでしょうか。私には想像がつきません( ̄▽ ̄;)
ただ最終的に女の人がボコボコになっていく様を大統領が見ていられず、半ば命令するような形で起動コードを教えさせていました。
まああんな状況だったらいくらなんでも普通そうなりますよねぇ(涙目)。
ちなみにその後北朝鮮との交渉によってその女の人は途中で解放され、ホワイトハウスから脱出することができました。個人的には今作品のMBPキャラクターです(笑)
基本的に敵と主人公が無慈悲で、当たり前のように人が死んでいくので途中から感覚が麻痺してきます(マジ)。
戦闘シーンはかなり多く(もはや戦闘シーンがメインといってもいいほどかもしれない)手に汗握る展開が繰り広げられるので刺激が欲しい人にはオススメできる作品ですね。
果たしてこの事件で何人死んだのだろうか……?
主人公はCQCの達人である上に重火器の扱いにも長けており、ホワイトハウスの構造も完璧に把握しています。
もう一度言いますけど、(もしかしたらアメリカ軍の人達が弱かっただけなのかもしれないが、)アメリカ側の人々をほぼ全滅させる程強いはずの北朝鮮軍を一人で次々にボコボコにしていく様は、まさにチート級の強さです。
あまりにも強くて、途中で笑っちゃいました(笑)
結局主人公が頑張ったおかげで北朝鮮軍は全滅し、核ミサイルも発射されずに事無きを得ました。
大統領は瀕死の重傷を負っていましたが、やはり無双主人公が頑張ったおかげでなんとか生き延びることができました。主人公万能。
もうこいつ一人でいいんじゃないか(暴論)
最終的に主人公の活躍によって心を開いた大統領は再び主人公を自分の補佐の役目に任命し、ハッピーエンドとなります。良かった!
ラストの大統領演説のシーンと、戦闘でボロボロになったアメリカ国旗が再び掲げられる場面で、ホワイトハウスは復活した、アメリカはこれからもっと強くなるー、っていう流れになる所は結構感動的です!
……ただ本当に主人公と大統領以外ほぼ全員が死んでいるので、その後どうやってホワイトハウスを立て直すのかが気になるところですねぇ……(^_^;)
結構バトルの時にグロテスクなシーンがあるので苦手な人は観ない方がいいかもしれないです。
個人的に人がやたら死んだりグロテスクな描写がある映画や、手に汗握るシーンが多い映画はあまり好かないことが多いのですが、これに関してはあまりに主人公が強くて面白くなってきてしまったのと、あまりに人が死んでいくので感覚が麻痺してきたこともあってそれなりに楽しめました(笑)
続編の「エンド・オブ・キングダム」もあるらしいので、暇と覚悟があれば観てみようと思います♪♪
次はイギリスで同じことやるのか……(困惑)
(文章:らと)